on 2月 1st, 2008セックスについての動物的な見解1
雄と雌の行動パタンの違いについて、動物学者の竹内久美子先生が言っておられました。
動物のもっとも基本的本能は種族の維持である。
これに対して、雄と雌の行動原理がまったく異なる。
雄はなるべく沢山の種付けをして子孫を残そうとする。
雌はある期間、お腹の中に置くか、卵で暖めるかで生まれてくる子どもの面倒を見なければならない。
つまり拘束されるのである。
そうするとどうなるかというと、
いい子孫、強い子孫となる種を選ぶ、すなわち雄を選ぶ行動をとる。
ということになる、というか、なっている。
すなわち雄は量、雌は質指向だというのです。
男にとって都合のいい話ですが、女性が言っているのですからありがたいことです。
ところが、チンパンジーと人類は、発情期がなくなって、セックスが生殖と切り離されてしまった。
したがって雌も雄と同じような行動原理を採る人が多い、ということなのだそうです。
チンパンジーは、群れに入るご挨拶にその行為をするのだそうです。
高等動物といわれるものが、ある面の倫理観では不可と評価される行動をとっているというのは皮肉です。
考えてみればこの倫理観なるものは、人間が自分たちの社会秩序維持のために考えたもので、本源的なものではないということです。